August 17, 2006

ほやとパクチ

今日ほやを食べました。
ほやを食べられない人は、多分パクチも食べられないだろう。
共通の味をなぜか感じました。
私はもちろん大好きです。
そういえば、上海に鍼の勉強で留学したときのこと。
あの川くさい上海で全ての料理にパクチ(こうさい)の味がして
食べられず、具合が悪くなった同級生がいたっけ?
食生活は大切。それにしても、
あまりいい思い出がない上海。
あちこちで男女が喧嘩していて、信号無視で道をおそろしい
数の自転車が大群をなして渡り、やっとたどりついた有料トイレは名ばかりの、ドアがないトイレ。三ツ星ホテルは茶色の水がでて、あげくのはてに、指輪をぬすまれ、試着した服があわず返すと、店員に、にらまれ、ものをわたすときは投げる中国人。
はじめて覚えた中国語はメイヨ(たしか ないよって意味)
女性はみな腋毛の処理をせず。
子供、お年寄りからは、チェンジマネーとお金をねだられ、
研修した病院も不潔。
消毒用のシュセイメンが茶色。
なんだか、戦後のセピア色の写真でしか見たことない
日本に迷い込んだ感じだった。
その頃、誰かがまだ日本より30年は遅れてると言ってた。
普通にあちこちの電信柱に「梅毒に効く薬」と
中国語でかいてある。
日本では考えられないでしょ?
梅毒の最終段階の鼻がなくなる状態の患者が普通にいた。
それだけでも、遅れを感じびっくり。
日本からたった3時間で味わえるこのワープは貴重だとも
感じたけど、まだ行く気にはならない。
お金持ちはすごいけど、一歩路地裏に入ったら、まだまだ
目もあてられないと、友達が言ってた。
私の患者さんは中国で倒れ病院にいったけど、あまりの
病院の不潔さに驚愕して、日本に帰りまた検査したと
言ってたっけ。
あれから10年、上海も変わったのだろうか?
今すごいよ!中国!という人も多いけれど、私が目にした、
一般庶民の意識はそう簡単に変わらないとおもうのですが。
上海で男友達が中国の女性とデートした時、タクシーの中で、
女性が気持ち悪くなりビニールの中にだした汚物を、窓を開けて
捨てたのにはびっくりした!といってた。

もちろん、素敵な所もたくさんありますよ。
わたしは毎日上海の和平飯店で遊んでたし。
とても素敵なところでした。
今もあるのかな〜?
世界中から人が集まるそこは、別世界できらびやかでした。

北京オリンピックを控え、世界が注目する中で、
恥をかいてはならないと、マナーを上海では住人に教えてる
らしい。。。どうなんだろう?30年の遅れは、そう簡単に
埋まるものではないと思うのは私だけ?
きっと貧富の差は激しいのではないかしら?
数日間の旅行ではいいところしか見ないのではないかしら?

パクチから思わぬ方向へ話が展開しました。





Posted by ahacu at 00:17:47 | from category: 音楽、健康、美 | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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